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2016年12月04日

尾川選手が勝ちました



前に「尾川選手と金子選手が豊橋でタイトルを争う試合が出来たらいいなぁ」と
書いたことがあったけど実現する可能性が高くなりました・・・?

日刊スポ-ツから尾川選手の記事を



日本拳法とボクシングの調和はなるか


<ボクシング:日本スーパーフェザー級タイトルマッチ10回戦>◇3日◇後楽園ホール


 その特異な長所が、長所であるには、今日の相手は「ボクサー」過ぎたか。

 「あれがボクシングの動きですよね。自分とは違うところですよね。自分はまだボクシングは6年目なんで」。

 試合後の控室で、興奮気味に、けれん味なく、3-0の判定勝ちで3度目の防衛戦に成功した尾川堅一(28=帝拳)が言った。椅子から立って、そこから解説。「僕のは日本拳法の間合いなんですよ」と、ちょっと記者から1メートルほどか、遠くに立つ。「この距離から大きく踏み込んで、パンチを打てる」。記者の面前に一気に迫った。

 それがこの日で21戦20勝(16KO)1敗とした金髪の好漢の強み。2歳から習った日本拳法は、小学時代に全国優勝、明大ではインカレ団体制覇、個人では全日本4位。競技は体重無差別で、勝利の9割はパンチ一閃(いっせん)。右の拳で、「ヘビー級」だって沈めてきた。可能にしたのは、間合いを一気につぶす大胆な踏み込みだった。

 11年に全日本新人王に輝き、キャリアも十分に積んできた。それも「僕の強みは最初から、ガンと踏み込んでの右ボディー」と言える、拳法仕込みの一撃があったから。ただ、やはり飛び込んでいる世界はボクシングには違いない。「拳法だと一発で終わっちゃうんですけど、今日みたいな時は…、ね」。相手のレベルが上がり、やはりボクシングに出合うことになった。

 例えば、それがこの日の相手、内藤律樹(25)。父カシアス内藤譲りの目、反射神経は「パンチをもらわないで、パンチを当てる」常道を行く。尾川が「ガン」と踏み込んで腹にパンチを見舞っても、そこからの返しの左を振れば、すっと体を漂わせて、正面から逃げる。2発目、3発目はもらわない。必然に、単発、単発が続く。「一発決まっても、そこからが続かない。内藤君もうまいので、かわされちゃいますよね。僕はその動きを止めて、打ち込んでいかないといけないんですが。まだボクシングを勉強中だから…」。屈託がない王者の本音。親から受け継ぐ純粋なボクサーだった挑戦者を退けた、異端な王者の本音だった。

 昨年12月に、内藤からもぎ取った日本タイトルを3度守った。だが、決して「次は世界」と胸を張って言える結果ではない。拳法家の長所は、「まだ6年目」のボクサーには、十全な長所としての地位を確立できていないのは、十分にパンチ当てられないからこそ「守りに入っちゃった」と反省した当人が痛感しているだろう。ただ、特異さは特別であることは不動でもある。

 日本拳法とボクシングの最良の調和はどこか。いつそれが現前するか。それを待ち続ける時点で、すでに尾川堅一の「ボクシング」は面白い。【阿部健吾】
  

Posted by 金子大樹情報 at 16:39Comments(1)スポ-ツ

2016年12月02日

金子選手も注目

明日S・フェザ-級の日本タイトルマッチが行われます。
勝者が金子選手の対戦相手になることを期待してます。
以下はボクシングニュ-スの記事です。



2016年12月2日金曜日

“完全決着”に闘志満々、あす尾川堅一vs内藤律樹!


 後楽園ホールであす3日ゴングとなる「ダイナミックグローブ」の計量が2日、日本ボクシングコミッションで行われ、メインの日本S・フェザー級タイトルマッチは、王者の尾川堅一(帝拳)が58.8キロ、挑戦者1位の内藤律樹(E&Jカシアス)がリミットの58.9キロでクリアした。


強打の尾川(左)とテクニックの内藤、1年ぶりに激突!



 S・フェザー級の実力者が攻守を入れ替えて再び拳を交える。両者は昨年12月に対戦し、挑戦者の尾川が無敗の王者・内藤に5回負傷判定勝ちで王座奪取。尾川が初回に内藤からダウンを奪ったとはいえ、内藤の追い上げが始まろうとしたいたところでの幕切れで、両者が口をそろえるこの試合のテーマは「完全決着」だ。

 内藤を下して日本王者となった尾川(19勝16KO1敗)はその後危なげなく2度の防衛に成功。世界ランキングもWBC8位、IBF4位、WBO6位に上昇し、尾川は「この試合をクリアして来年は大きな舞台に立ちたい。国内を卒業できるいいチャンス」と今回の一戦を“日本卒業試験”に位置付けた。

 内藤に関しては「よけるのがうまい」と評価しなががらも「ただし攻撃力はない」とバッサリ。昨年からプレッシャーのかけ方に磨きをかけており、「1年間の内藤戦では2割くらいの完成度だったけど、いまは5割くらいまできている。今回の試合で7割くらいの完成度に持っていきたい」と自らの成長を内藤戦で実感するつもりだ。

 尾川に敗れて以降「目標がうまく定まらなかった」という内藤(15勝5KO1敗)は、尾川へのリベンジ戦決定の報を受け「すごくうれしかった」と今回の挑戦を大歓迎している。

 前回の試合では初回にダウンを喫してスタートで大きく出遅れた。「欲をかいた。倒してやろうという気持ちが強かった」と振り返るように、その後は本来のスピードを生かした打たせないボクシングを心がけ、再起戦は2連勝をマークした。

 試合を盛り上げたいという気持ちは強いが、「まずはペースをとりたい。削って削った後半やってやとうと」というのが頭に描いている作戦だ。元東洋太平洋ミドル級王者のカシアス内藤会長を父に持ち、常に注目されながら尾川にベルトも世界ランキングも奪われてから1年。内藤は「すべてを取り返します」と笑顔で宣言した。
  

Posted by 金子大樹情報 at 16:50Comments(1)スポ-ツ